%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-27-14-05-11

冬に注意!!高齢者に多いヒートショックとは??




冬になり寒くなるとヒートショックに注意するよう呼び掛けられることが増えてきました。ヒートショックとは、気温の急激な変化により、
血圧が急激に上がったり、逆に下がったりすることや脈拍が急激に増えたりすることなど体に悪影響が起こることを指します。急に血圧が上がると脳卒中を起こしやすくなりますし、血圧が急に下がると立ちくらみやめまいで倒れけがをしたり、溺れたりする恐れがあります。また脈拍が急に増えることは心臓に負担がかかっているということなので心臓麻痺の恐れがあります。
これらの体への悪影響は生死にかかわるような重大なもので、突然死につながる可能性が高いため注意が必要です。




高齢者のヒートショックの予防と対策は??

そもそも、なぜ高齢者にヒートショックが起きやすいのでしょうか。高齢者は老化により血管が弱くなっていたり、すでに高血圧などの生活習慣病をもっていたりすることが多く、脳卒中や心筋梗塞、心臓麻痺が起きやすい状況にあることが多いためです。ヒートショックの予防には急激な温度変化に高齢者がさらされないようにすることが大切ですが、高血圧などの生活習慣病について治療するなど日々の体調管理ももちろん重要です。高齢者は処方された薬を飲むことを忘れたり、正しく飲むことができなかったりすることもあるので家族や支援者はその点も注意するようにしましょう。




風呂場やトイレでのヒートショック対策について

高齢者のヒートショックが生じやすい場所が風呂場とトイレと言われています。日本の家屋において脱衣所は寒いことが多く、
高齢者は熱いお風呂が好きなことが多いため、風呂場は大きな気温変化が生じやすいといえます。予防には、脱衣所に暖房器具などを設置し、脱衣所を温めておくことやお風呂の温度を高くしすぎないこと、湯船にいきなり入るのではなく掛け湯をして少しずつ身体を温めることなどが効果的です。トイレも暖房がなく寒いことが多く、いきんだりすることで血圧が上がりやすく、心臓に負担をかけやすい傾向があります。トイレにも暖房を設置し、居室との温度差を減らすことが予防になります。

ヒートショックについてまとめ

ヒートショックとは何か、その予防法やお風呂やトイレでの対策について確認してきました。
ヒートショックは高齢者が特に注意すべきものですが、体調管理や脱衣所、トイレでの暖房使用、お風呂の入り方の変更など高齢者一人で行うことが難しいことが少なくありません。

暖房を使うことを面倒がったり、熱い一番風呂に入ることを譲らなかったり高齢者本人が協力的でないこともあると思います。使いやすい暖房にしたり、高齢者にヒートショックについて説明し、対策に納得して実行してもらえるよう働きかけたりすることが大切です。また、最悪の事態を防ぐために入浴時間が長いと感じた際は声掛けをすることも心がけましょう。